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ひめあんどぴー

ひめあんどぴー

桑の実ジャム作り

1、桑の木に向かって

 桑の木があるのは、我が家から歩いて5分ほどの所にある米軍の基地の中です。
背丈ほどに伸びた草の中を、長袖、長ズボン、首にはタオル、帽子・・・
完全防備で主人、母、私の3人で桑の実とりに出掛けました。

桑の木に向かって

2、桑の実をとっている母

 大きな桑の木なので、ほとんどの所は手が届かず鳥か、落ちてアリの餌となっているのですが、中には枝がしだれている所もあるので、そこの桑の実を夢中に
なってとっています。
この時間が一番楽しいんですよね。

桑の実を取っている母

3、6月1日の収穫

 この日は大収穫でした。
これは3本ある桑の木の中で一番大きな実をつけます。
500円玉と比べてもこんなに大きいんですよ!

6月1日の桑の実

500円玉と比べた桑の実

4、軸とり

 桑の実をとってきたら、まず紙の上に広げて潰れないようにします。次にするのは糸切りバサミを使って一つ一つ軸を切る事です。さくらんぼのように手で簡単に取れればいいのですが、無理に取ろうとすると、熟した実が潰れてしまいます。
本の中には軸を取らずにそのまま煮て、出来上がった物を布で漉して、実の無いシロップのような感じに仕上げている物もありますが、我が家では頑張って軸を取っています。ただし写真のように手がすごい色になってしまうので御用心!!薄手の手袋をしてやるといいですよ。

桑の実の軸とり

5、軸を取り終わったら、砂糖の量を決めるため重さを量ります。我が家では重さの30%の砂糖を入れ甘さ控えめで作っています。

例えば
桑の実      1kg
砂糖       300g
レモンの絞り汁  1個分

次に水で何度も何度も洗って綺麗にし、ざるにあげて水を切ります。(10分)
ホーローの鍋に水を切った桑の実を入れ、上に量った砂糖をのせ、自然と水分が出てくるまでそのまま置きます。(10分)水分が出てきたら強火にかけ、煮立って
あくが出てきたら、丁寧に取ります。あくを取り終わったら、火を弱め木ベラで時々混ぜながら、煮込む。仕上げ寸前にレモンの絞り汁を加えます。木ベラで混ぜた時に底が見えるようになったら出来上がり!少し早目に火を止めるのがポイント!冷めると硬くなります。
ジャムを煮ながら同時に、ビンを煮沸消毒します。(30分)
必ず水から入れること!煮たってから入れるとビンが割れることがあります。
消毒したビンを乾いた清潔なふきんの上に置くか、乾燥機に入れて乾かします。

桑の実を煮ているところ

6、ビンが乾いたら、ビンもジャムもまだ熱いうちに詰めます。
あら熱が取れたらキッチリふたを閉め、冷蔵庫に入れれば約1年保存が出来ます。


瓶詰めした桑の実ジャム




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